関節円板障害とは

関節円板障害により顎関節症を引き起こしますが、顎関節症の原因すべてが関節円板障害というわけではありません。関節円板障害による顎関節症は、顎関節症Ⅲ型と呼ばれています。関節円板障害による顎関節症は少なくはないようです。

顎関節症の原因

関節円板障害の多くは、関節円板の位置のズレか関節円板の変形です。口を開けたり閉じたりすると、クリック音が聞こえます。また関節円板障害の状況によっては口を開けたり閉じたりする稼動範囲が狭くなったり、場合によっては全く口が開かなくなったり閉じなくなったりします。

関節円板障害で多いとされているのが、関節円板が前方にずれた状態になる関節円板前方転位です。

関節円板とは

関節円板は顎関節の下顎頭と下顎窩の間にあり、クッションのような役目をしています。下顎頭の外側と内側には連結していますが、前後の連結は殆どありません。なお関節円板は一般的には軟骨のようなものと表現されますが、厳密には骨ではないので、軟骨ではありません。血管も神経も殆どなく、コラーゲンのような繊維です。

顎関節症が発症する原因は、噛み合わせだけでなく、個人差を含め、さまざまな要因があります。私のケースを中心に書いていきます。

担当する医師や医療機関により、さまざまな治し方があるようです。顎関節症の治療について書いていきます。

口（顎）が動かしにくくなり、何となく違和感があるものから痛みを伴うものまで、さまざまな顎関節症の症状について書いていきます。