顎関節症Ⅴ型とは

精神的疾患を原因とする顎関節症や原因不明とされている顎関節症が存在します。顎関節症Ⅴ型と分類されますが、精神的な問題や原因不明がすべて顎関節症Ⅴ型になるのではなく、顎関節症Ⅰ型から顎関節症Ⅳ型に該当しないという条件がつきます。つまり、咀嚼筋障害（顎関節症Ⅰ型）、関節包・靭帯の障害（顎関節症Ⅱ型）、関節円板障害（顎関節症Ⅲ型）、変形性顎関節症（顎関節症Ⅳ型）にあてはまらないものという前提です。きちんとした検査の手順をすることなく、適当に精神的なものと片付けているわけではないので注意してください。ここでいう検査とはエックス線写真（回転パノラマ含む）やMRI、関節鏡検査などです。

顎関節症Ⅴ型の治療

顎関節に直接異常がなくとも、脳や神経、目、耳、鼻、喉、精神的な疾患など顎関節症以外の疾病により顎関節症と似たような痛みや違和感が生じる可能性がありますので、その場合は、脳外科、耳鼻咽喉科、神経内科などで、その疾病を治療することになると思います。

顎関節症が発症する原因は、噛み合わせだけでなく、個人差を含め、さまざまな要因があります。私のケースを中心に書いていきます。

担当する医師や医療機関により、さまざまな治し方があるようです。顎関節症の治療について書いていきます。

口（顎）が動かしにくくなり、何となく違和感があるものから痛みを伴うものまで、さまざまな顎関節症の症状について書いていきます。